煎り度合いについて
本日煎り度の設定について検証してみました。
生豆:グァテマラ ウエウエテナンゴ
生豆量:113g(1/4ポンド)
プログラム:P1
まず、基準を設定するための焙煎を行いました。
1ハゼでCボタンを押して、後はそのまま自然終了。
焙煎した結果、中煎りになりました。
これを基準にして各煎り度合いを下記のようにします。
深煎り:1ハゼCボタン後+ボタン3回押し→自然終了
中深煎り:1ハゼCボタン後+ボタン2回押し→自然終了
浅煎り:1ハゼCボタン後-ボタン3回押し→自然終了
写真では分かりにくいかもしれませんが、それぞれこのような色になりました。
<試飲>
試飲はそれぞれの焙煎度の特徴を出しやすくするため湯温を下記のとおりにしました。
深煎り→93℃
中深煎り→90℃
中煎り→88℃
中浅煎り→85℃
浅煎り→83℃
<試飲評価>
・深煎り→予想どおり強い苦みがありましたが、同時に炭のような鼻から抜ける香りも強い。ただグァテマラらしい風味が弱く感じた。
・中深煎り→焙煎したてのためか、もう少しボディー感を期待していたが、パンチが少ない。苦みはほどよく、甘みも感じられた。
・中煎り→少し酸味がでてきた。ほんのりではあるが心地よい程度。グァテマラっぽいナッツ感もあり、やはり自分にはベストの煎り度。2日後くらいにボディー感が加われば完成された風味になりそう。
・中浅煎り→酸味が強いがさわやか。ボディー感がほとんどないがするする喉に入っていく。甘みも程よくあり朝にちょうどよい風味。
・浅煎り→酸味が多くコーヒー感に乏しいが、これはこれで飲める感じの「お茶感覚」のコーヒー。さわやかであっさり。これはこれでよい。
焙煎度合いの設定は難しいが、このように豆毎に基準焙煎を行い、そこから1ハゼ後Cボタン後の時間を延長や短縮により調整する方法はわかりやすいと思います。
ぜひ皆様おためしあれ。